触れる
俳句に親しむために、いつのまにかしていること。それは匂うこと、触れることです。以前は視覚と聴覚だけの情報で分かったつもりになっていたのですが、やはり五感で対象を感じ取って初めて季語のまんなかに入ってゆける。そう、思うようになりました。それだけ出会いがうれしいものになって、ひとつ、一人にかける時間の有効性をより強く感じるようになしました。そして今日はやっと、やっと沙羅の花に出会い、触れることができました。何故夏椿というのかも納得。花ごと落ちたその姿は椿そのもの。しかし花びらは羽毛のようであり、柔らかにひろがる蝶の翅のようでもあり、とてもやわらかいものでした。梅雨の雨に濡れながら、その雨を受けるような、はじくような花びらはどこか不思議な異国の伝説を語っているようで、美しい緑の雨が語りにあわせて、妙なる音楽を奏でていました。
雨の沙羅雨あとの沙羅うす月夜 長谷川久々子
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コメント
海渡さま
わたくしはきっと、沙羅のお花に出逢ったことないと思います。
とても美しいお花ですね。
いつかは逢えるかしらん?
お花は何をお話してくださるかしら?
その日が来るのを楽しみに待ちたいと思います♪
投稿: なを | 2009年7月 1日 (水) 08:21
紗羅の花・・なんと夢をはぐくむ名前でしょう。
夏椿と似ているという、
インドに咲く紗羅双樹も見てみたいですね!
私は先日久々に
野生の”田村草”に出会うことができました。
アザミにそっくりなのに、
アザミのように気負った風情ではなくて
はんなりとしていて棘がないのです。
広い草原に溶け込んで咲いているけれど
近寄れば
辺りの雑音を払う凛とした威厳があります。
・・・秘かに
生きる指針にしている花です
投稿: まもん | 2009年7月 1日 (水) 08:50
なを様
夏椿、という名前で
見かけられたことがあるかもしれません。
私も沙羅の花がどこに咲いているのか
なかなか分かりませんでしたが
車で20分ほどのところにあるのが分かり
どうぞ咲いてますように!と訪れてみると
花ざかり・・・のときに出会えて
とっても幸福な気持ちになりました。
いつかなを様も出会えますように!
源氏物語の一話の主人公になれそうな花です。
投稿: 海渡 | 2009年7月 1日 (水) 19:36
まもん様
もう田村草が咲いているのですね。
みどりのなかに赤紫の帽子を被った
女の子が迷い込んだような
かわいい花ですね。
ひっそりと、でも芯のある
清楚な花だと思います。
投稿: 海渡 | 2009年7月 1日 (水) 19:40