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2009年4月12日 (日)

甘い香り

Dscn0337夏のような陽ざしを浴びて進路は南へ。瀬戸内海は美しい碧い帯のようにゆったりとした表情。そんな海を渡り、四国の山を越えて田舎へお墓参り。街を見おろす山の斜面にあるお墓にゆくまでの道は葉桜隧道。この陽ざしのせいでしょうか。蘂と葉っぱから甘い香りがすこし噎せるほど濃くただよいます。鶯の囀りも音楽のよう。さまざまな旋律が山のにぎわいを豊かにしてゆきます。掃除が終わった後、直会のようにいつも持ってきたお供えを一緒にいただくのですが、丁度に風が吹いて、桜の甘い香りと草餅の甘い香りが微妙にブレンドして贅沢な午後の一瞬を楽しみました。

花は葉に人はしづかに読むべかり  下村梅子

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2009年4月 9日 (木)

花びら小判

Dscn8660職場近くの桜が満開で風が吹くたびに花びらが用水に、道路に舞い降りてゆきます。時折、肩や背なかに花びらをくっつけたまま職場に戻ることもあります。桜の花びらに寄り添われるならば、無理に花びらを払い落とさなくても自然に離れるまでずっとくっついて いたいのです。それは愛しい人からの便りかもしれないし、足りない気持ちをうめてくれる何かかもしれません。今年から「はるもにあ」が隔月発刊になりました。これまでのものを大判、今回からの句を中心にしたものを小判と便宜上呼び、それぞれ3回合計6回の発刊となります。小判第一号の14号はちょうど桜のはなびらのように皆様に寄りそう俳句たちとなってくれたらと願います。

花まつり母の背ぬくし風甘し  楠本憲吉

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2009年4月 1日 (水)

新しい人のために

P3280169今日は職場の入社式の日で、事業・組織説明をする予定でした。でも、人のご縁で地元FMの朝の番組に出演することになりました。そこで、現在、職場で取り組んでいる「ほほえみプロジェクト」とその第一回目ホスピタルギャラリー(病院内での写真展示)について紹介させていただきました。このプロジェクトは職場のスタッフがさりげない、いつからでもできそうなことをどんどんやってゆき、スタッフ自身が明るくなることで、そのほほえみをスタッフからお客様へ、お客様の家族へとリレーできたら、と始めたプロジェクトです。このことも今日の入社式で伝えるつもりでした。ラジオの生放送をそのまま新人さんに聞いてもらうことで、楽しく明るく働ける職場の環境作りに自分たちも参加してみようという気持が少しでも芽生えたら何よりうれしいことです。ちゃんとした愛情ある環境のなかで人はちゃんと育ってゆくものだと思います。すこしずつみんなの力をあわせて、そんな職場にしてゆこうと思います。

信じるといふ春の手に手を重ね   田中裕明

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