2010年5月23日 (日)

お引越し

こんばんは。海渡のブログが以下のアドレスに引っ越しました。

できましたら、新しいアドレスにリンクを変えていただけたら幸甚です

http://kite1717.exblog.jp/

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小さな句会

Dscn7398_2 出張で東京には時々行くのですが、なかなか句会のスケジュールとは合いません。仕事と俳句を両立させるのはなかなか難しいものです。ひとり吟行やひとり句作は凡人の私には練習の時間にはなりません。鍛練までいかなくてもレッスンのような勉強の時間を持っていないと句作の力はどんどんやせ細ってゆきます。でも、俳句の仲間とプチ句会に参加できたら、また俳句の栄養をもらって、句作の力を取り戻せます。そんな小さな句会を今回の東京出張の際にもてて、元気になりました。雨のなか写真を撮りながら、句を作りながら贅沢な時間を過ごすことができました。お忙しい時間を割いて、句会の時間を作ってくださった俳句の仲間に感謝です。どうもありがとうございました。

旅は急がぬごとく山法師  森澄雄

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2010年4月 8日 (木)

花まつり

Img_7226_2子供のころ、母に連れられて菩提寺へ。満開の桜の山道をゆうくり、ゆうくり歩いて上りました。そしてお寺につくと小さな佛に甘茶をかけて、それから甘茶をいただきました。何故、そのときだけ、お寺にそのような場所が設けられるのか知らず、ただ普段は飲めない甘茶がいただきたくて、毎年のようにお参りしていました。それが釈尊が生まれたとき、龍が天から降らした水を産湯の代わりにし、その故事にちなんで甘茶をかけるようになった、と知ったのは大学生になってからでした。それでも実感は湧かず、知識としての花まつりでした。でも俳句とつきあうようになって楠本憲吉の花まつりの句に出遭ったとき、やっと花まつりが実感できました。それはすべての母の子への愛情を、子の誕生を祝う産湯の儀式なんだと・・・。俳句はより実感のある世界へひきつけてくれる強力な案内人にもなるのです。

花まつり母の背ぬくし風甘し  楠本憲吉

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2010年3月 8日 (月)

春雨は

0306_4ここのところ土日はずっと仕事で、ほとんど出張です。いつもと違う景色を見られるのは素敵なことですが、体力がないと感動も小さくなるようです。でも遅刻でも句会に出られるのはもっと素敵なことです。やはりその座にいないと俳句の客観性が上がってこないようです。特に私の場合、誰か信頼できる俳句の人がいないと、どんどん自分勝手な俳句になってゆきます。その座の空気をちゃんと覚えておけるほどの時間の距離を保っていないと、すぐに俳句は後退してゆきます。・・・遅刻してでも参加しようと心に決めた途端、目の前に辛夷の花がみえてきました。じっくり雨のこぶしを写真に収めたいけれど、挨拶ほどに写真を撮って、急いで電車に乗り込みます。さきほどまで冷たい、と思った春雨も、そこに待ってくれている人の温もりを感じれば、濡れてもいいほどの雨に変わってゆきます。

暮るゝまでこころ高貴や花辛夷   藤田湘子

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2010年2月14日 (日)

~つぼみ~ 4周年

Img_1481今年の立春で「はるもにあ」は4周年を迎えました。「ゆう」終刊から、ほぼ1年後に誕生した俳句誌も季刊から隔月刊になり、投稿者も読者も少しずつですが確実に増えています。「ゆう」のとき裕明先生はそんなに分厚い俳句誌にならなくてもいい、ようなことを言われましたが、この「はるもにあ」も始めから終わりまで読めて、それぞれに会員の声や表情をよく感じられる俳句誌であって欲しいと願います。4周年となる第19号の主宰の句に、これまでの歩みとこれからの期待を感じます。

ふくらめばそこが莟や野水仙  満田春日

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2010年1月17日 (日)

寒中お見舞い申し上げます

Img_3525明けましておめでとうございます、はとっくに過ぎてしまいましたが、今年もよろしくお願い致します。15年前の阪神神戸大震災からこの17日でお正月気分がすっかり抜けて、静かで謙虚な気持ちでやっていかないといけない、そう思うようになりました。生きていることの感謝は生きていることを支えてくれている多くの人々への感謝でもあります。そして先立った両親や友達や先生への無事の報告でもあります。つつましやかに、でも笑顔に溢れた一年になるようにほどほどに頑張って、また来年を元気で迎えたいと思います。俳句もますます自由になれるようにいろいろな句を作ってゆきたいと思います。皆様と俳句やメールやメッセージで今年もお付き合いできますこと、楽しみにしております。

恋人も枯木も抱いて揺さぶりぬ  対馬康子

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2009年12月29日 (火)

よいお年をお迎えください

Dscn1564やっと仕事が終わって、障害物競争を何とか走りきった感じです。穏やかであるのが一番ですが、いろんなことがひしめきうごめくのが人生、現実なのかも知れません。現代俳句を観ているととても生々しい現実描写を感じます。でも、それが俳句としての表現にふさわしいものなのかどうか分かりません。ただ今、を詠む、ということを実直に表現するには俳句の表現は、というより俳句という器はちょっと似合っていないのかもしれない、そんな感じがするのです。こころに何か届く言葉のありようが木漏れ日のようなさし方が丁度いいような、そんな気がするのです。とりあえず、今年の仕事が終わって、あすは真っ白な雪ですべて覆われて、今年のいろいろが清められて、新しい年が来てほしい。そう思います。今年いちねんいろんなところでたくさんの人に助けられました。本当にありがとうございました。まだまだ足腰の弱い私ですが、すこしだけ強くなったかも知れません。俳句の軸はまだまだ細くて情けない限りですが、しっかり栄養を吸収中です。皆様にとって来る年が豊かで穏やかないちねんになりますように。よいお年をお迎えください。

雪吊を大きな風の離れけり  森賀まり

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